＜商品の情報＞
原田芳雄、衝撃の日活映画デビュー作!
アナーキースター誕生!そして、「伝説」が始まった!

先年、惜しまれつつ逝去した原田芳雄の鮮烈な映画デビュー作にして代表傑作!映画の定石をふまえたヤクザ映画の台本に対し、「このGパン上下のまんまで撮影してくれ」という映画界の「アウトロー」からの常識はずれの逆オファーに、澤田幸弘監督をはじめとするスタッフはひるむどころか、時代の息吹を画面に充満される新鮮な感覚で応え、70年代の新しいアクション映画として新世代の熱狂的な支持を生んだ。松田優作が原田の演技にショックを受け憧れ目標としたことを明かしている。怒れる若者、体制への反抗、自由を求めるチンピラたちの連帯、アナーキーさなど学生闘争の時代色を反映した「新しいヤクザ」映画として、時代を超えて「満たされることのない」若い世代を魅了し続ける伝説的作品。

＜あらすじ＞
淡野組が解散し、組織からはぐれた組員の哲。その日から哲は「Gジャン、長髪、サングラス」という姿の一匹狼となった。腹違いの兄・立花の街に現れた哲は、ひとなつこいゲバ作と出会う。組長が刑務所に入ってるうちに、立花組は矢東会から乗り込んできた組員たちに仕切られていた。哲はゲバ作とともに、矢東会に挑戦し始める。そこには、組織の為に生きるのでない人間たちのアナーキーな、友情そして連帯があるのだった。集まった仲間たちとの闘いは、ゲバ作が惨殺され、哲の満足できない怒りが火を噴く。