ペトラ・フォン・カントの苦い涙
レーベル
:
紀伊國屋書店
規格品番
:
KKDS-511
フォーマット
:
DVD
バーコード
:
4523215038331
国
:
日本 - Japan
発売日
:
2011年7月30日
収録内容
DVD
1
ペトラ・フォン・カントの苦い涙
01:59:00
出演:ハンナ・シグラ
音楽[映画制作用]:ジュゼッペ・ヴェルディ
スタッフ:テア・アイメス
出演:ギーゼラ・ファッケルディ
出演:エファ・マッテス
音楽[映画制作用]:The Platters
出演:カトリン・シャーケ
出演:イルム・ヘルマン
スタッフ:ジビレ・ダンツァー
その他:渋谷哲也
スタッフ:エッケハルト・ハインリヒ
音楽[映画制作用]:The Walker Brothers
撮影:ミヒャエル・バルハウス
スタッフ:ペーター・ミュラー
クレジット
リリース概要
<商品の情報>
ダグラス・サーク監督のハリウッドメロドラマ映画に感銘を受けたファスビンダーは、アンチテアターの素人的集団創作からしばらく距離を取り、幅広い大衆に向けた作品作りを志向するようになる。その最初の結実と呼べる作品が戯曲『ペトラ・フォンカントの苦い涙』である。それまでの断片化やパロディ・ナンセンスの手法から遠ざかり、一人のヒロインをめぐる正攻法で密度の高いドラマを結晶させた。その後映画『四季を売る男』で新境地を開拓したファスビンダーは、次作としてペトラをめぐる受難と苦悩の物語の映画化を手がけることになる。場面は主人公のアパートの一室に限定され、演劇的な要素を効果的に取り入れて俳優たちの緻密な演技アンサンブルを実現した。しかしそこには紛れもなく力強い映画的作品が誕生した。物語はファスビンダー自身のプライヴェートな関係を下敷にしていると言われ、しかも彼としては初めて同性愛を中心的に扱った作品となったが、完成された映画はそうしたスキャンダラスな要素にも拘わらず普遍的な愛と支配の関係性を鋭く分析するものとなった。ファスビンダー映画の中でもとりわけ完成度の高い一作である。
原題 DIE BITTEREN TRAMEN DER PETRA VON KANT
日本・劇場未公開作品
<あらすじ>
ペトラ・フォン・カントはファッションデザイナーのキャリアを築いている。2度の結婚に失敗した彼女は、物言わぬ助手マレーネを奴隷のように使用しながらアトリエ兼アパートに一人で生活していた。ある日訪れた友人が若い女性カーリンを彼女に引き合わせる。ペトラは即座にカーリンに魅了され、やがて彼女をモデルとして売り出しつつ同棲生活を始める。だがカーリンには夫がいて、ペトラを利用し尽くすと夫の元に帰ってゆく。恋人に去られて自暴自棄になったペトラは、その憤激を自分の母や娘にぶつけるのだった。
ダグラス・サーク監督のハリウッドメロドラマ映画に感銘を受けたファスビンダーは、アンチテアターの素人的集団創作からしばらく距離を取り、幅広い大衆に向けた作品作りを志向するようになる。その最初の結実と呼べる作品が戯曲『ペトラ・フォンカントの苦い涙』である。それまでの断片化やパロディ・ナンセンスの手法から遠ざかり、一人のヒロインをめぐる正攻法で密度の高いドラマを結晶させた。その後映画『四季を売る男』で新境地を開拓したファスビンダーは、次作としてペトラをめぐる受難と苦悩の物語の映画化を手がけることになる。場面は主人公のアパートの一室に限定され、演劇的な要素を効果的に取り入れて俳優たちの緻密な演技アンサンブルを実現した。しかしそこには紛れもなく力強い映画的作品が誕生した。物語はファスビンダー自身のプライヴェートな関係を下敷にしていると言われ、しかも彼としては初めて同性愛を中心的に扱った作品となったが、完成された映画はそうしたスキャンダラスな要素にも拘わらず普遍的な愛と支配の関係性を鋭く分析するものとなった。ファスビンダー映画の中でもとりわけ完成度の高い一作である。
原題 DIE BITTEREN TRAMEN DER PETRA VON KANT
日本・劇場未公開作品
<あらすじ>
ペトラ・フォン・カントはファッションデザイナーのキャリアを築いている。2度の結婚に失敗した彼女は、物言わぬ助手マレーネを奴隷のように使用しながらアトリエ兼アパートに一人で生活していた。ある日訪れた友人が若い女性カーリンを彼女に引き合わせる。ペトラは即座にカーリンに魅了され、やがて彼女をモデルとして売り出しつつ同棲生活を始める。だがカーリンには夫がいて、ペトラを利用し尽くすと夫の元に帰ってゆく。恋人に去られて自暴自棄になったペトラは、その憤激を自分の母や娘にぶつけるのだった。
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