＜あらすじ＞
【マッハ!】

仏教とムエタイの国ータイ。

敬虔な仏教徒の村から、信仰の象徴ともいえる仏像"オンバク"が何者かによって盗まれた。

村人たちの失意と希望を胸に、ひとりの青年が立ち上がる。

彼の名はティン。究極の武術・ムエタイを武器に、彼は過酷な闘いへと向かう。

果たしてティンは、大事な仏像を取り戻し、災いの続く村を救うことができるのか……?



【マッハ! 弐】

アユタヤ王国による侵略が進むタイ。

東の王国では家臣ラーチャセーナによるクーデターがおき、国王とその妻が殺されるが、

息子のティン(トニー・ジャー)だけが、悪名高い山賊「ガルーダの翼峰」のリーダー、チューナンに救われ、

彼らの住む山奥の村で生活することになる。

そこには、ムエタイ、剣術、カンフーなどありとあらゆる格闘技の使い手たちがいた。

ティンは彼らから十数年にわたり徹底的な教えを受け、やがて究極の戦士へと成長し、

父と母を殺したラーチャセーナへの復讐に乗り込む。



【マッハ! 参】

国王に謀反を起こし、新王朝を設立しようとしたラーチャセーナの前に一人立ちはだかったティンだったが、

悪名高き山賊【ガルーダの翼峰】をも自分の意のままに操るラーチャセーナに返り討ちにあってしまう。

ピムの献身的な介護のおかげで回復したティンは、山に籠もって静かに暮らそうとするが、

ラーチャセーナの代わりに自分の王朝を築こうと企てる"鴉男"の魔の手が伸びる…。