＜あらすじ＞
６つのゲーム。６つの数字。６つの死。／目覚めると、強化ガラスに囲まれた窓のない部屋。６人の見知らぬ男女が集められ、１人は椅子に縛り付けられている。別の１人に差し出される黒いケース。中には、赤いサイコロと銃、６発の銃弾。「サイコロを振り、出た目の数だけ弾を込め、椅子の男に向けて引き金を引け」　それは、見知らぬ他人の命を左右する、死のゲームだった。従わなければ、自分が死ぬ。悲鳴と泣き声の中で、鳴り響く銃声。一体、誰が、何のために。なぜ自分が、選ばれたのか…。６分後、別のひとりが椅子へと導かれた。再び運ばれる黒いケース。中には、赤いサイコロと注射器、６つの薬剤。再び男の声が告げる。「サイコロを振れ…」　リタイアも、リセットも許されない死のゲームは、まだ始まったばかりだったのだ…。