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不朽の名作『第三の男』の巨匠キャロル・リード監督が、そのキャリアの最後に遺したハートフルなラブストーリー!

■不朽の名作『第三の男』の巨匠キャロル・リード監督が、そのキャリアの最後に遺したハートフルなラブストーリー。

■主演の夫婦には、『華麗なるギャツビー』や、その後数々のウディ・アレン監督作品でヒロインを務めるミア・ファローと、当時イギリスの若き名優と謳われたマイケル・ジェイストン。もう1人の主役である探偵を、イスラエル出身で『屋根の上のバイオリン弾き』のトポルが演じている。

■脚本は『アマデウス』(87年)でアカデミー賞脚色賞を受賞している劇作家ピーター・シェイファーで、本作は自らの舞台劇を原作にしている。

■観終わった後いつまでも心に残る切ない音楽は、『007』シリーズでおなじみ、『愛と哀しみの果て』(85年)『ダンス・ウィズ・ウルブス』(90年)他でアカデミー賞を4回、『真夜中のカーボーイ』(69年)でグラミー賞を受賞している、映画音楽の巨匠ジョン・バリー。

■周防正行監督は自他ともに認める本作の熱烈なファンで、代表作『Shall we ダンス?』(96年)では、夫の浮気を疑った妻が調査を依頼する探偵事務所に『フォロー・ミー』のポスターが貼られている。今回の初ソフト化に際して愛情溢れるコメントを寄稿するなど、全面的にバックアップしている。

原題 FOLLOW ME

1973年1月13日日本公開(ユニヴァーサル映画CIC配給)

＜あらすじ＞
英国の上流階級出身で優秀な会計士チャールズ・シドリー(マイケル・ジェイストン)は未だ独り身。生真面目で堅物の彼は、愛らしい屈託のない初々しさが新鮮な、米国カリフォルニア生まれのウェイトレス、ベリンダ(ミア・ファロー)と恋に落ちて結婚するが、お互いの“育ちの違い”か、次第にギクシャクしていくのだった。たびたび家を留守にし、大切な約束も守らないベリンダの行動に浮気を疑ったチャールズは、探偵クリストフォルー(トポル)に素行調査を依頼する。ベリンダと彼女を尾行するクリストフォルーの、不思議なロンドン周遊が始まった・・・。ハイドパーク、ケンジントン公園、テムズ川の遊覧船、サイオン・ハウスの大温室etc・・・。ロンドンの街を彷徨うベリンダの姿を見つめるクリストフォルーは、あることに気づくのだった・・・。