＜あらすじ＞
#1「学校の階段」
1年2組の担任として、学校に赴任してきた新任教師・武田。熱血教師にあこがれる武田は、バスケ部の顧問になりたいと期待を胸に学校にやってきた。
しかし、先輩教師から「この学校は少し変わっているので気をつける様に」と忠告を受ける。
学校の12段の階段が旧校舎と同じ13段になったとき、旧校舎に迷い込むという噂の中、武田は体育館で不思議な生徒を目にする。

#2「名カウンセラー」
他人の目線を感じると極度に緊張してしまう関口は、ラジオを作る授業中にクラスメイトに注目され、緊張で顔色が真っ青になる。
保健室に運ばれた関口は、そこに居た心理カウンセラーの先生にカウンセリングを受けることに…。
そして先生に「何か困ったらメールして。僕もメールするから」と言われ、携帯のメールアドレスを交換する。教室に戻り授業を受けているとメールが届くのだが…。

#3「連獅子の舞」
小さな頃から身体が弱く、いつもイジメられていた山川丈二は、おばあちゃんに育てられてきた。
離れて暮らすようになった現在も相変わらずの弱虫。所属する空手部の試合でもなかなか勝てない丈二は「辞める」と言い出す。
次の試合で最後と決めるが、対戦相手は県内最強学校。しかも大将戦。試合前から「どうせ俺には無理だ」と諦める丈二の前に、大好きだったおばあちゃんが現れる。

#4「ガクガクガクショク」
まずい事で有名な学生食堂の料理を担当する桂川俊郎は、駆け出しの料理人で誰もが認める料理下手。
学食内はいつも閑散としていて、ごく一部の先生と生徒しか食べに来ない。状況を見かねた理事長たちは学食を取り壊そうとする。
桂川たちは、何とか学食を残そうと奮起するのだがうまくいかない。
そんな時、ある包丁を使用して料理を作ると美味しい料理ができて、食べた人が幸せになれる「幸せの包丁」があるという噂を聞く。

#5「ロッカールーム」
サッカー部でガキ大将気取りのアキラは、幼馴なじみでキャプテンの吉見や後輩たちが話す、学校のどこかに一つだけ、絶対に開かないロッカーがあるという噂を馬鹿にしていた。
そんなある日、誰も居ない筈の部室で一人着替えをしていたアキラが、自分のロッカーに閉じ込められてしまう…。

他