＜あらすじ＞
現代最高の「サロメ」ナディア・ミヒャエルが、スカラ座の群衆を陶酔させ戦慄させたセンセーショナルな舞台!/コヴェント・ガーデン王立歌劇場における≪サロメ≫の前年に収録された、ナディア・ミヒャエルのもう一つのサロメ。この2007年スカラ座版は、ナディア・ミヒャエルの出世作となった舞台です。その美貌と確かな演技力、なにより強靭かつ繊細で女王のように気高く美しい歌唱は、まさに「サロメ」そのもの。コヴェント・ガーデンの舞台により歌唱の出来は冴えており、的確なハーディングの指揮にも支えられ充実した音楽が聴かれます。脇を固める歌手陣も充実した演技を見せ、とりわけワーグナー・バリトンとして名をはせるシュトルックマン=ヨカナーンとミヒャエル=サロメの対決は見ものです。/2007年3月 ミラノ・スカル座におけるライヴ収録/