＜あらすじ＞
1998年の大晦日。北海道のスキー場に隣接したホテルで年越しする30歳を目前にした夏樹・冬美・春子。偶然、仕事で同じホテルに泊まっていた宗一郎は、夏樹とバスローブ姿とスリップ姿という衝撃的な出会いをする。偶然は重なり、東京に戻った夏樹は見合いの席で宗一郎と再会。ふとしたことから、ほんの少し気持ちが通じ合ったが、連絡先も聞かずに別れる。夏樹が冬美とともに春子のマンションでの同居生活を始めた頃、一緒に住むことになる春子の弟がやって来る。なんと、宗一郎。運命の出会いかと思いきや、宗一郎のところに北海道の爆発事故で助けたなずなが尋ねてきて、一方、夏樹は憧れていた昔の家庭教師・久我と再会し・・・・。男と女が、心の一番近いところにいることの、心地よさと危うさをコミカルに描いたラブストーリー。