＜商品の情報＞
『誰も知らない』『歩いても 歩いても』の是枝裕和監督作! 『自虐の詩』の人気マンガ家、業田良家による傑作短編集「ゴーダ哲学堂 空気人形」(小学館刊)の表題作を原作に、オリジナルストーリーにこだわり続けてきた是枝裕和監督が、これだけは例外と、9年間の歳月をかけて完成させた哀しくて嬉しいラブ・ファンタジー。

2009年9月26日公開(アスミック・エース配給)

＜あらすじ＞
古びたアパートで、持ち主である秀雄と暮らす空気人形――空っぽな、誰かの「代用品」。ある朝、本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。秀雄が仕事に出かけると、洋服を着て靴を履いて、街へと歩き出す。初めて見る外の世界で、いろいろな人間とすれ違い、つながっていく空気人形。ある日、レンタルビデオ店で働く純一と出会い、その店でアルバイトをすることに。密かに純一に想いを寄せる空気人形だったが、彼の心の中にどこか自分と同じ空虚感を感じてしまう――。