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Norwegian Academy of Musicでジャズをしっかりと学んできた女性シンガー、スールヴァイグ・シュレッタイエルのJAZZLAND移籍第1弾。2001年にライヴ・アルバム『Slow Motion Orchestra』でデビュー、Slow Motion Quintetと共にこれまで5枚のアルバムをリリース、ヨーロッパを中心にアメリカ、ロシア、チリなどにも精力的にツアーを行い実力をつけてきた注目のアーティスト。2008年にはトルド・グスタフセンらとクリスマス・アルバムをリリース、以来約1年ぶりのアルバムとなる本作。今回もSlow Motion Orchestraでの作品で、これまでのスタンダード中心とは異なり、彼女のオリジナルを中心に構成された初の作品。伝統的なノルウェーの聖歌を幼いころから歌い、アメリカの黒人のスピリチュアルな歌などが彼女の表現力の源となってきたが、コンポーザーとしてもすばらしい才能を今回花開かせた、シンガーソングライターとしても目の離せない北欧ジャズ作品。