＜あらすじ＞
ベンは「島を守る」と言い残し、一人でダーマの施設“オーキッド”の奥に消えていった。ベンが、そこに隠された謎の歯車を回すと島は閃光に包まれ、ヘリで島に戻る途中のジャックたちの目の前から消えてしまった。ジャックたちは、デズモンドの捜索にきていたペニーの船に救出されついに島からの脱出を果たすが、6人の奇跡の生還者＝“オーシャニック6”と呼ばれて世間の好奇の目にさらされ、島での出来事を隠すために嘘をつき続ける生活を送ることになる。やがて、棺桶に横たわるロックの遺体の前で再会したかつての宿敵、ジャックとベンは、「全員で島に戻る」という目的の下、行動を共にする。閃光の後の島内では、ソーヤーやジュリエットなど海岸にいた者たちが、生活の場のキャンプが跡形もなく消えたことに呆然としていた。しかし何かを知っている様子の物理学者ファラデーは「キャンプは消えたのではなく、まだ作られていないのだ」と話す。自分たちはレコードの針が飛ぶように時間を移動するようになってしまったのだ…と。そして彼らは、予測できない時間移動に翻弄された挙句、やがてある時代に取り残されてしまう。