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JUNO AWARDやGRAMMYなど数々の賞を受賞しているカナダ屈指のベーシストROBERTO OCCHPINTIによる2009年作。大編成をフィーチャーした前2作と異なり、本作は基本的にトロントとNYを拠点とするキューバ人ミュージシャンLuis Denix(alto sax)、David Virelles(piano)、Dafnis Prieto(drums)とタッグを組んだカルテット作品。ブラーのデーモン・アルバーンとのマリ・ミュージック・プロジェクトを通して知り合ったトニー・アレンがタイトル・トラックでドラムを担当しているのも注目。ジャズの枠や国に囚われることなく、アフリカ、ブラジルといったラテンのフレイヴァーもふんだんに取り入れ、ワールド・ミュージックの原型としてのジャズを提示する作品。