＜あらすじ＞
ある日の午後、湾岸署管轄の川にひとつの水死体があがった。単なる自殺なのか、それとも殺人事件か??? その夜、騒然とする湾岸署に下り立つ何機ものヘリコプター。ここに本庁、警察庁を震撼させる無差別テロが勃発したのだ。今まで遭遇したこともなかった事件の連続に捜査は困難を極め、青島や恩田だけでなく、警察庁・室井参事官までもが意外な展開にギリギリの選択を迫られるのだった。次々と巻きおこる非常事態に、捜査は緊迫の度合いを高めていく??? そしてついに、警視庁は先行した極秘捜査を断念し、報道協定を解除。事件は全マスコミを含めた公開捜査へと発展した。単独捜査に踏みきる青島、和久の二人。そんな彼らに、凶悪犯の魔の手がしのびよる。いったい青島刑事の身に何が起こったのか? そして事件の真相は? いよいよ、"踊る"最終局面。全てのケリは、ここでつく???