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2007年リリースの前作『Generations』で、ジャズ・オーディオ・ディスク大賞“金賞”を受賞したジョルジュ・パッチンスキの2009年作。前作同様ピアノ・トリオでの編成ですが、メンバーは、前作から変わっています。しかし、パッチンスキの求心力によるところなのか、タイプ的には前作と同路線で、ライヴ録音というシチュエーションにも関わらず、メロディアスで、構成力を持った演奏は、いい意味のまとまりを持っており、スタジオ盤と同じような質の高い端正な演奏を聴かせてくれます。また魅力は音質の良さ！前作も絶賛を浴びましたが、レコーディングは同じVincent Bruley氏が担当。あの寺島靖国さんも大いに注目し、“これは、今年のディスク大賞に推薦します”と本作の解説を担当。ヨーロピアン的ハーモニーが美しいオープニングに、ハイハットの刻み、シンバルが絶妙に心地良い4ビートM3など、パッチンスキ・トリオならではのノリ、夢見心地な美空間、の全10曲。全楽曲の楽譜を掲載した豪華16Pブックレット付き。