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ラテンの国イタリア。そこには意外なまでに、ブラジルと近しい音楽があったりします。そして、アーティスト同士もとても仲良し。本作は、トニーニョ・オルタとイタリアのアーティストとの共演盤。トニーニョのイタリア録音盤といえば、フルートのニコラ・スティーロとの共演作『Via Veneto』などが、ありますが、今回の主人公は、ボサノヴァの大御所、ホベルト・メネスカルとのセッション・アルバムを録音したことがある、エディ・パレルモ！ミルトン・ナシメントのナンバーをオープニングに、ブラジル、ミナス・スタンダードとジャズ・スタンダードの全9曲を収録。特に、トニーニョ・オリジナルM5「Beivo Partido」などは、アコギと、エレクトリック・ギターの2本のみで、あのトニーニョのソフト・ヴォイスも絶品に優しく響くホンワカ・トラック。チッチ・サントゥッチ、ロベルト・ガット、ペリー・ヒベイロら豪華メンバーも参加。