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94年にリリースしたシングル「Trouble」が一気にJoi Cardwellの名を全国区に押し上げた。実はこの人がLil Louisのビッグ・ヒット「Club Lonely」を歌ってたヴォーカリストだった。そこから一気に一流ディーバの仲間入りをした彼女は次々とシングルを切って来る。澄んだ歌声とNYCハウスのビートがうまくマッチして、多くのダンスミュージック・ファンを虜にした。そして2009年自身のレーベル“No-Mad”を立ち上げ、自身初となるアルバムをリリースする。珠玉の全12曲は、もちろん自らヴォーカルを取り、プロデュースは自身も手掛けているが、さらに豪華なメンツが参加。Rasmus Faber ,Orienta-Rhythm (Japan) , DJ MIKE CRUZ(NY/Tampa) , KENNY DOPE , Groove Junkies (LA) , LEM Springsteen (NY) , Marlon D (Underground Collective) そしてJon Cutler(Distant Music)。それぞれの名プロデューサーが、Joi Cardwellの声を活かし、持ち味を発揮。いつの時代にも必ずこの人Joi Cardwellが真のヴォーカル・ハウスの良さを教えてくれる。