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スイングジャーナル選定ゴールドディスク。7年に亘る活動休止をはさみ、実に11年ぶりとなった2009年新録音アルバム。ベースに井上陽介、ドラムスにジーン・ジャクソンを配したピアノ・トリオを中心に演奏し、ソロ・ピアノも収録。鬼才エリック・ドルフィーが1964年に発表したジャズ史に残る傑作『アウト・トゥ・ランチ』から、「ハット・アンド・ベアード」「サムシング・スイート、サムシング・テンダー」、さらにドルフィーの作品「G.W.」をカヴァー。大西自身が1990年後の在米時代に伴奏を務めていた大歌手ベティ・カーターの重要なレパートリーから「ブルースを歌おう」、「イル・ウィンド」、「煙が目にしみる」をソロ・ピアノ演奏で収録。さらに大西が書き下ろしたオリジナル楽曲3曲も収録！ボーナストラックには、2008年秋にブルーノート東京で録音した、ドルフィーにチャールズ・ミンガスが贈った「ソー・ロング・エリック」のカヴァーを収録。