＜あらすじ＞
現在のロシア・バレエを象徴する二人のバレリーナを追った二本のドキュメンタリーを収録。/マリインスキーの女王として君臨し続けるロパートキナに対し、ボリショイへの移籍を選び、新たなスタイルとレパートリーを獲得したザハーロワ。二人はバレエという芸術の持つ深遠いさと華やかさという、二つの本質をきわめて見せる。舞台や役作りへのアプローチも対照的だが、本編に収録された二つのドキュメンタリーは、本人たちの肉声による分析と舞台やリハーサルの映像を通じて、それぞれの個性の核にあるものを明らかにしてゆく。