＜商品の情報＞
85年にリリースされた２ndである今作はディストーションの効き過ぎたギターや走りまくるリズムは紛れもなくスラッシュの手法を踏襲してはいるものの、スラッシュ的アグレションとは異なる凶々しさのインパクトが絶大すぎてスラッシュの範疇をも超えてしまった。何を弾いているのかさえ判らない個所が多いリフや、何かに漂憑されたかの如く噛みちぎるようなヴォーカル、微妙にズレていくリズムや音は詰まっているのにまるで厚みのないサウンド・プロダクションは正しくブラック・メタルのベースとなった。