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ロッド･スチュワートが念願のアメリカ録音を実現したワーナー・ブラザーズ移籍第1弾（75年発表）の超名盤『アトランティック・クロッシング』がボーナス･ディスクを追加してコレクターズ・エディション化！永遠の名曲「セイリング」別テイクの他、ブッカーT.＆ザMG’sとの未発表セッションは必聴。本作からはアメリカにおける大ヒットこそ生まれなかったが、アルバムは好評でTOP10ヒットを記録。その後、繰り返しリメイクされることになる「I Don’t Want To Talk About It（邦題：もう話したくない）」「This Old Heart Of Mine」といった彼のお気に入りナンバーを収録しており、中でも「Sailing」は本国イギリスでナンバー1を記録、現在もショーのクロージング･ナンバーとして歌い続けられる彼の代表曲となっている。 今回の「コレクターズ･エディション」はアルバムのリマスター盤とレコーディング･セッションからのアウトテイクを2枚のCDに収めてパッケージしたお徳用盤。アウトテイク集冒頭の3曲はリハーサル的に録音されたと思われるカバー曲で、ビー・ジーズの「To Love Somebody」、リー・ドーシーの「Holy Cow」、エルヴィス・プレスリーの「Return To Sender」といった名曲をブッカーT.＆ザMG’sをバックに溌剌と歌い上げている姿が微笑ましい。残る11曲はアルバム収録曲全曲の別テイクで、「Sailing」などのこれまで聴きなれたバージョンとは違った録音の登場は、ファンには嬉しいところ。