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70年代のブルーノートには数多くのヒット・アルバムがあるが、アーティスト単位で最もセンセーションを巻き起こしたのは、このアール・クルーではなかろうか。前作から引き続きデイヴ・グルーシンをプロデューサーに迎え、リー・リトナー、アンソニー・ジャクソンなど初代“ジェントル・ソウツ”を中心とするバック・グラウンドの上を、流れるようなアコースティック・ギターの響きがかけぬける。どこまでもメロディアスな音作りは発売当時、“ソフト＆メロウ”とも呼ばれ、ジャンルを超えて親しまれた。「ダンス・ウィズ・ミー」は、オーリアンズの原曲を超えたとまでいわれる決定版カヴァー・ヴァージョン。