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決定的名盤『Seaward』と双璧をなす1989年作品！タイトル・チューンとなったオープニングが、これぞ、エンリコ！というリリシズム。そして、一方、名スタンダード「If I should lose you」のソロの素晴らしさは白眉です。粒立ちといい、タッチといい、煌くような音を生み出しつつ、メチャクチャ斬新なライン、アプローチを試みたこの演奏。世界広し、ピアニスト多しと言っても、こんなピアノが弾ける人は、この方だけですし、エンリコ氏の歴史の中でも、記憶に残る演奏といえましょう。Enrico Pieranunzi、Marc Johnson、Steve Houghtonによるトリオ。