全米15位を記録し、デビュー・アルバムに引き続き全米で100万枚を売り上げたセカンド・アルバム。プロデューサーも再びボー・ヒルを起用しておりますが、この近未来的なサウンドには当時かなりハマりました。レコード会社から楽曲の入れ替えや曲順変更を示唆されたことも話題となりましたが、追加収録されたDEF LEPPARDの様な1.CAN'T GET ENOUGHと管楽器サウンドがゴージャスな4.EASY COME EASY GOはシングル・ヒットも納得の好曲です。他にも全米12位のバラード3.MILES AWAY、エピカルでプログレッシヴな5.RAINBOW IN THE ROSE、壮大なオープニングの6.IN THE DAY WE'LL NEVER SEE、イントロのレブ・ビーチによるアコースティック・ギターの早弾きが秀逸な9.BAPTIZED BY FIRE、コーラスがキャッチーな10.YOU ARE THE SAINT, I AM THE SINNER等聴きどころも多く、前作に劣らぬ好盤です。レブ・ビーチ(G)のタッピングを駆使したギター・プレイも益々冴えております。