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ヘヴィメタルの元祖バンドと言われるブラック・サバスの初代ボーカリストで、現在もヘヴィメタ界の押しも押されぬ重鎮、オジー･オズボーンは、21歳の時ブラック・サバスに加入、翌年デビューして高い人気を博しました。79年に脱退してソロに転向、後年ギターヒーローとなるランディ・ローズ、ブラッド・ギルス、ザック・ワイルドといった数多くの逸材たちと共に充実した音楽活動を展開していました。独自のボーカルスタイルには定評があり、動物を食いちぎったりする悪魔的で不気味な演出をしながらどこかユーモラスな側面も匂わせる個性的なパフォーマンスで、長年にわたりファンからの強い支持を得ています。90年、突然ライヴ活動の停止を発表し、翌年リリースしたアルバム「NO MORE TEARS」は彼のソロキャリアで最高の売上げを記録。21世紀に入ると、MTVのリアリティ番組『オズボーンズ』でハチャメチャな日常生活を披露し、自身の家族と共にお茶の間の人気者にもなりましたが、アルバムもコンスタントに発表し、常にシーンのトップに君臨しています。