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1971年リリース作品。グレイトフル・デッドとのジョイント・ライヴ等の積極的なライヴ活動により、ロック・ファンの間でも徐々に評価を高めつつあった時期にリリースされた1枚。新たにビーチ・ボーイズのマネージャーになった元NBCのジャーナリスト、ジャック・ライリーの努力によって、彼等を取り巻く状況は少しづつ改善されつつあったが、その反面ジャックとの対立によりこのアルバムを機にブルースが離脱するなどのマイナスの変化も起きる。そのブルースは前作に続き名曲「ディズニー・ガール」を提供。また、ブライアンの唯一の書き下ろし曲「ティル・アイ・ダイ」も、彼の天才を感じさせる名曲だが、やはりこのアルバムの目玉は幻の『スマイル』の中核をなすはずだったタイトル曲。以前レナード・バーンスタインが自身のテレビ番組でブライアンの弾き語りの映像を流し絶賛した事もある幻の名曲を、当時のバック・トラックにカールのヴォーカルを乗せ再構築しています。