＜あらすじ＞
古代アフリカの司祭が、復讐の道具としてモンスターを作り出していた。そのモンスターを呼び出す木筆を偶然発見してしまった少年アラン。
絵を描くのが得意だったアランは、母親への虐待を続けるアルコール中毒の父親が巨大蛇に噛み砕かれる絵を描く。すぐにその絵は、現実のものとなった！蛇の姿をしたおぞましいモンスターが現れ、父親の命を奪ったのだ。恐怖におののいたアランは、その恐ろしい木筆を森に埋め封印する。
20年後、大人になったアランは、幼なじみと結婚し幸せに暮らしていた。しかし、夏休みで浮かれた学生グループに妻を轢き逃げされてしまう。怒り狂ったアランは、あの恐ろしい魔力を持った木筆の封印を解くのだった。幼い頃、憎しみを込めて描いた地獄のような絵。今は亡き妻を想い、巨大な蛇が若者たちに車ごと噛み付き攻撃する絵を描く。モンスターの覚醒を知り、恐ろしい魔獣を呼び醒ましてしまったことにいい知れぬ恐怖と罪悪感を感じたアランは、絵を消そうとするが、もはや消すことができなくなっていた。人間の復讐心の化身となったモンスターが完全に暴走し始めた！全員が死ぬまで、この悪夢は終わらないのか…！？