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●メイキング＆出演者インタビュー



＜あらすじ＞
大学で経済を学んだ加藤哲太郎（中村獅童）は、昭和15年に陸軍に招集され、終戦時には新潟の俘虜収容所の所長を務めていた。終戦の玉音放送を部下たちと聴いた哲太郎は、ある決意を固めるのだった。それは、部下たちを救うため、その数カ月前に起きた部下の誰かによる米兵捕虜の射殺事件の罪を含め、収容所で起こったすべての罪を背負って逃亡生活に入ることだった。人目を避ける逃亡生活の中で、戦災で家族を失った倉沢澄子（飯島直子）と知り合い、やがて夫婦を装って日本各地を転々とする哲太郎。しかしそんな生活も長続きはせず、ついに逮捕。軍事法廷で絞首刑を宣告される。その時から裁判を傍聴していた妹の不二子（優香）の、兄を救うための新たな戦いが始まった……。