＜あらすじ＞
売れないながらも、ものまねが上手な舞台俳優のティトは、子離れが出来ない元ショーガールの母親と、マクロビオティック講師の妻イリスとの間に挟まれてつつましく暮らしている。そんなある日、麻薬常習者で有名な映画監督アイトールから新作映画の主役に抜擢されるが、契約の直前になってアイトールが麻薬中毒で突然死んでしまう。ティトとイリスは、映画の契約に漕ぎ着けようとアイトールを浴槽に隠し、得意のものまねを駆使して、あたかも監督が生きているかのようひと芝居を打つことにするが、監督の彼女が彼らの前に現れて…。