＜あらすじ＞
ある日、秋山小兵衛(藤田まこと)は、旧友の酒井善蔵(蟹江敬三)と再会する。善蔵は大病を患っていたが、娘･お信(中原果南)の献身的な看病のおかげで回復。忠兵衛(山田純大)という立派な婿を得て、一度は閉鎖した酒井道場を再興していた。同じころ、秋山大治郎(山口馬木也)は、道端で扇子を売る浪人･林牛之助(益岡徹)と知り合う。牛之助は、父の敵を探す若者･伊織(石田法嗣)に剣を教えていた。その牛之助が酒井道場の門弟に襲われた。大治郎と共に酒井道場に出向いた伊織は、忠兵衛が父の敵だと気づく。