＜商品の情報＞
＜Schema-Rearward＞からの一連の再発で、近年の大きな再評価とともに、話題沸騰中のサヒブ･シハブ正真正銘のカルト・アルバム！後半部分(M8～M13)は、澤野商会で再発された＜Octav＞原盤の音源と同じですが、この前半部分(M1～M7)こそ、＜Storyville＞の原盤による1971年の『Sentiments』の全音源で、ここでしか聴くことが出来ない音源です！しかもM6を除いてシハブのオリジナルで、ワンホーンだから、興味深い。とかくピアノ･トリオがバックについたサックス･ワンホーンには、予定調和の匂いもしかねないが、そこはシハブ。ダークな音色と、何者にも縛られず、自在に音楽の中を泳ぐこの自由さは、正にこの人ならではで、唯一無二のもの。本作でとにかくイカしているのが、ニールス・ペデルセンのベースでもあります。イントロ数音のベースラインでシハブの世界を予感させるところから、ちょっと鳥肌ものなら、渋く底辺でラインを刻みつつ、ジミー・ホップスのドラムとガッチリ組んで、ここぞでシハブを鼓舞するところは、超絶ぶり、センスとも天才の為すプレイと恐れ入る。1980年代にはライトなピアノになっていくケニー・ドリューもこの時期は“真っ黒ぐろい”演奏。そのドリュー、ペデルセンが珍しくオルガン、エレベを弾いてグルーヴし捲るタイトル曲は、正にキラー･チューンです。2005年の発売ながら一時は入手困難になっていた盤だけに、今回のチャンスは絶対に逃せません！