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あの超人気盤、ベレーザの『ジョビンに捧ぐ』が輸入盤で復刻。すでにワーナー・サウス・アメリカと契約し、全世界メジャーデビューを果たしたベレーザのデビュー前の初々しいボサノヴァ・アルバム。
長らく廃盤になっていて入手困難だったベレーザのファースト・アルバム。ニューヨークのラテン・クラブ・シーンを揺るがし、ボサノヴァの新しいムーヴメントをつくりだしたボサノヴァ・ユニット、ベレーザのデビュー・アルバム。当時はインディーズからのリリースで約5万枚を売るスマッシュ・ヒット。アルバムは「イパネマの娘」「コルコヴァード」「ウェイヴ」をはじめ、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲を中心に、ジョビンへのトリビュートの形を取っているが、シンディー・ローパーの「タイム・アフター・タイム」や「マスカレード」などのポップスのボサノヴァ・カバーもあり、これが秀逸の出来！スタンダードとカヴァーのバランスも良く、昨今のカヴァー・ボサノヴァ・ブームの火付け役ともいえる1枚。