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Byrdsがアサイラムに残した唯一の作品でもある1973年リリースの本作は、一度は分裂したオリジナル・メンバーが再び顔を揃えたリユニオン・アルバム。全メンバーにデビュー当時とは異なる風格が備わっていることが音の端々から伝わってくるようで、同時に70年代ウエストコースト・サウンドならではの心地よさをも実感できる。当然のことなら、CSN&Yにも近い雰囲気も濃厚。アコースティック・サウンドと美しいハーモニーには、時を超えた普遍的な説得力がある。