＜あらすじ＞
新宿署の刑事・鮫島は歌舞伎町界隅の夜の街で“新宿鮫”と呼ばれ恐れられている存在だ。新宿のヤクザをふるえあがらせる彼も恋人・晶に見せるまなざしは優しかった。晶は新宿のライブハウスで歌うロックシンガー。鮫島とはひと回り年下の純な女の子だ。鮫島はある男を追っていた。木津要――改造銃の密造に天才的な才能を持ち、ホモセクシャルな男…。
ある日、警察官殺人事件が起った。犯人は、特殊な改造銃を犯行に使っていることが判明…。

“新宿鮫”が動き始めた。