＜あらすじ＞
■ストーリー
西部開拓前の美しいシマロンの大草原で、一頭の仔馬が生まれる。スピリットと名づけられた彼は、母馬エスペランサの愛情に包まれながら、野生馬の群れの中で好奇心旺盛な子供時代を過ごす。やがて逞しく成長し群れのリーダーとなったスピリットは、生まれて初めて2本足で立つ人間と遭遇する。それは、野生馬を捕え、彼らの平和をかき乱すカウボーイたちだった。仲間を逃がすために自ら囮となったスピリットは、カウボーイに捕まり騎兵隊に売り飛ばされてしまう。人間たちは従順になるよう様々な調教をスピリットに試みるが、彼が屈することは決してなかった。そんなある日、先住民ラコタ族のリトル・クリークという青年が騎兵隊に捕えられ連行されて来る。大自然で生きてきた者同士、気持ちが通じ合ったスピリットとリトル・クリークは決死の思いで共に逃げ出し、クリークの村へとたどり着くが…。