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【RCA、アリスタ SHM-CDシリーズ】1973年に結成された秋吉敏子＝ルー・タバキン・ビッグ・バンドのデビュー作。日本人としてのアイデンティティーをジャズの歴史に刻み込んだ「世界の秋吉敏子」の記念碑的名盤である。タイトル曲の「孤軍」は当時ルバング島で発見された小野田少尉をモチーフとしたもので、日本人である自分がアメリカという異国でジャズを創作して演奏するという苦闘をそこに重ねている。