ACCEPTのヴォーカリストであったウド・ダークシュナイダー率いるジャーマン・ヘヴィ・メタル・バンドにより、古巣ACCEPTが新ヴォーカリストを迎えての新作を発表するのに先んじてRCA・レコードから発表された2枚目スタジオ・アルバムです。前作と同様にディーター・ダークスのスタジオにてマーク・ドットソンのプロデュースによりレコーディングが行われました。前作発表後にウド(Vo)とマティアス・ディート(G)以外のメンバーが一新され、元SINNERのアンディ・スーゼミール(G)、トーマス・スムジンスキー(B)、後にHELLOWEEN等にも参加するステファン・シュヴァルツマン(Dr)が迎えられております。ツー・バスの連打で迫るパワー・メタル曲1.DON'T LOOK BACK、デジタルなビートが印象的でキャッチーな2.BREAK THE RULES、トリッキーなギター・リフの4.PAINTED LOVE、地響き男声コーラスがACCEPTを彷彿とさせるヘヴィな5.MEAN MACHINE、ダウン・リフが格好良い6.DIRTY BOYS、イングヴェイ・マルムスティーンの「I'LL SEE THE LIGHT TONIGHT」の様なリフの8.LOST PASSION、等、前作に劣らぬ好曲揃いの良作ですが、この路線ならやはりACCEPTでやって欲しいと願ってしまいますね。