＜商品の情報＞
ひとりぼっちになりたくないから、みんなが求める「私」(自分)を演じる。思春期に初めて覚える、自分を偽ることで自分を守ること。悩み傷つきながらも自分を見いだし輝いていく少女たち。思春期の風景をリアルに描き、大人がなつかしみ共感する傑作が誕生しました。主役の寿梨には本年度、映画3本の主演が続き、今最も注目されている成海璃子。完成された美しさと確かな演技力を持つ恐るべき14歳。もろさの中にも聡明さを光らせ寿梨を好演する。その相手・日南子役には、本作が映画初主演となる、人気アイドルグループ“AKB48”の前田敦子。原作は、新進女性作家・真戸香による同名小説。『トニー滝谷』をはじめ独特な世界観とスタイルで観客を魅了し続ける市川準監督が、みずみずしいタッチで見事に映像化し、新たなる傑作を誕生させました。

2007年4月28日公開(日活配給)

＜あらすじ＞
学校では仲間外れにされないように目立たず、家では離婚した両親を気遣ってよい娘を演じる女子高生・寿梨。そして、小・中学校の同級生だった日南子(カナコ)は優等生から転落したイジメられっ子。寿梨は、たったひとつの忘れられない想い出から、疎遠になっていた日南子に名前を明かさず携帯メールである物語を送る。それは、“みんなに愛される私”になれる物語だった・・・。