＜商品の情報＞
【掘り返し名盤　DIG UP THE PIECES第2シーズン】

鬼才エミル・リチャーズによるパーカッション+エスノ+グルーヴ・ジャズ。60年代後期インパルスの隠れ名盤！

M1／7（3+4）拍子、M2／11（3+3+3+2）拍子、M3／5拍子、M4／6拍子と
このアルバムに収録されている前半の曲はだいたいこんな変拍子系リズムの楽曲が並ぶ。
このリズムの上をマリンバ、シロフォン、パーカッションの転げまわる音がまるでおもちゃ箱から飛び出したようにグルーヴする。
リズム魔人エミール・リチャーズの隠れインパルス盤。
ピアノにデイヴ・マッカイ、ドラムスにジョー・ポーカロ等が参加、何の楽器であってもとにかくリズム的なフレーズで音が発せられ、
聴いているとリズムだらけの部屋に閉じ込められたような錯覚さえ覚える。
後半は19分近くの6つのパートからなる大曲で不気味なナレーションの中ガムランの不思議なリズムに誘われ、
様々なリズムの中を通過しながら最後にはシタールも登場し変拍子の中を＜無上の幸福＞へ向かって突き進んでゆく。
そして最後にこんなナレーションが呪文のように聞こえてくる。
「マイ・ハート・イズ・ザ・サン、マイ・ボディ・イズ・ザ・ユニバース、マイ・ソウル・イズ… ？？？」