＜商品の情報＞
【掘り返し名盤　DIG UP THE PIECES第2シーズン】

【R&Bなリズム・セクションがちょっとグルーヴィ。76年の大ヒット・アルバム復刻！】

ジョン・ハンディといえば、その金字塔として名高い65年の『ライヴ・アット・ザ･モンタレー・ジャズ・フェスティヴァル』や
75年のインド・ジャズ傑作『Karuna Supreme』で知られる存在だが、
本作は76年ビルボードのトップ10にランクされたR&Bリズム・セクションが印象的な一枚。
ベースがチャック・レイニー、ドラムスがジェームズ・ギャドソンというコンビが黒いグルーヴをたたき出す。
よく聴いてみると本作のどの曲もギャドソンのドラムのカッコいいブレイクで始まる。
シングル・ヒットしたタイトル曲M1は軽快なダウン・ビートにのってハンディのアルトがメロディを吹き、
合いの手の「ハードワーク！」のコーラスが愛嬌たっぷり。ハンディの脱力ヴォーカルをフィーチュアしたブルースM2、
タブラのザキール・フセインが光るインド風フュージョンM3、
オルガンのジャック・マクダフへリスペクトしたR&Bグルーヴ・ナンバーM4、
そしてルーズなファンキー・ビートにゆれるM5等愉快でハッピーな傑作だ。