＜商品の情報＞
蜷川幸雄がBunkamuraシアターコクーン芸術監督就任7年目、そして70回目の誕生日を迎えた記念すべき年にシアターコクーンで上演された4作品が"NINAGAWA VS COCOON"です。4作品はいずれも、演劇界の話題を最大に集めた作品ばかり。
堤真一、木村佳乃、段田安則、中嶋朋子ら人気・実力ともに、トップレベルのキャストを得て、蜷川幸雄が挑んだ未踏の清水戯曲『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』。イギリス現代演劇の傑作を、成宮寛貴、勝地涼、須賀貴匡をはじめ魅力的な若者たちとともに作りあげた群像劇『KITCHEN キッチン』。世界の蜷川幸雄の出発点となったギリシャ悲劇の傑作に、大竹しのぶを迎えて新たに挑んだ『メディア』。
シェイクスピア全37作品を縦横無尽にちりばめた、井上ひさし作の任侠劇『天保十二年のシェイクスピア』は唐沢寿明・藤原竜也・篠原涼子ら、今もっとも注目されるキャストを迎えた超大作。
さらに、本DVD-BOXの特典として、蜷川幸雄のドキュメンタリー映像を収録した特典DVDを封入。
※単品リリースされているDVD4作品を特製ボックスに収納。さらに特典DVDを加えたDVD-BOX商品です。(全6枚組)

＜あらすじ＞
清水作品「真情あふるる軽蔑さ」(69年)で伝説的な演出家デビューを飾り、清水と共に一時代を築いた蜷川幸雄。75年に書き下ろされた本作は実力・人気共にトップレベルのキャストを得て、満を持しての初演出となります。狂気に陥った平将門と、将門を取り巻く人間たちの愛憎を美しく力強いセリフで紡ぎながら、同時にひと時代の崩壊を終焉を描き出すこの物語は、観客の心に激しく"現在"を問い掛けます。