＜あらすじ＞
■ストーリー
海洋学者の佐古田（藤竜也）は、ミッシング・リンクの謎から「人間は人魚の亜種」という学説を唱えたために日本の学会を追われ、オーストラリアの大学で教授をしていた。生徒の一人、密（浅野忠信）は、恋人の亜久里（吉野公佳）と海難事故に遭い、10日後に助けられたという不思議な体験をしていた。なぜ、助かったのか？その間に何があったのか？密には、そのときの記憶がなかった。海洋ジャーナリストの羽岡（江口洋介）は、その理由を探していた。それは、海底でも生きていける特殊な能力を持つ生物＝人魚となにか関係があるのでは、と…。
人魚の存在を信じ、互いに惹き寄せられていく人間たちのドラマが、オーストラリアの広大な海を舞台に繰り広げられていく。