＜あらすじ＞
山口太一(田村正和)は自らテレビショッピングにも出演する通販会社の社長。専業主婦の妻･華(黒木瞳)や25歳になる長女･菜穂(加藤あい)、22歳で大学4年生の順(塚本高史)を持ち、幸せな家庭生活を送っている。 ところで、菜穂には結婚したいと思っている相手がいた。華にはそのことを話してあるのだが、太一にはなかなか言い出せない。結局、華がそれとなく太一に話すことになったのだが、それを聞いた太一は仕事が手につかなくなってしまう。そこで太一はもっとも信頼する部下･元木慎吾(大森南朋)に娘に結婚したいヤツがいるらしいから調べるよう命じるが、その当人が慎吾だと知った太一は大激怒! 既に結婚式場まで予約してあると知った太一は華と共に式場をキャンセルに向かう。だが、いざ乗り込んだ式場で、担当の待田幸子(羽田美智子)を見た太一は驚く。華と結婚する直前、思いを寄せていた女性にそっくりだったのだ…。