＜あらすじ＞
西暦2014年、経済破綻により日本は崩壊、人々は移民となり海外へ流れ出した。アジアの一角になる小さな街･マレッパも例外ではなく、日本人をはじめ様々な人種で溢れかえっていた。糧と自由を求めぶつかりあう人々。欲と暴力により失われていく秩序。そんな混沌とした街の中で、明日の生存さえ不確かな生き方をする男･ショウ、永遠の命がありながら明日を望まない男ケイを中心に、若者達5人はささやかながら輝かしい日々を送っていた。淡い恋模様、男同士の友情、たえまない笑い声･･･。しかし、やがて激化する闘争の中、犠牲やすれ違いを重ね、仲間達はバラバラになっていく。そして、それぞれが"一番大切なもの"を守るために暴走しはじめる。最後に、その手に残るものは･･･。