＜あらすじ＞
加速する飢饉とインフレ、増大する犯罪と汚職、街に溢れかえる失業者と今や無政府状態と化したロシア。そこに豊かな実業家である大統領候補イゴール・コマロフ(パトリック・バーギン)が現れた。彼は法と秩序と繁栄、そして母国の失われた偉大さの回復を約束し、アメリカ人政治コンサルタント、ハーヴェイ・ブラックレッジ(ジェフ・フェイヒー)を雇うなど、選挙に勝利するためならどんな方策でも取り入れようとしていた。 そんな折、大国ロシアを再生させ、平和を取り戻す鍵を握る一人の男がいた。彼の名は元CIAエージェントのジェイソン・モンク(パトリック・スウェイジ)。彼はナイジェル・アーヴァイン卿(マイケル・ヨーク)の率いる国際的情報機関の下、コマロフ産業による生物兵器を秘密裏に調査するよう依頼される。そこには世界中をも巻き込む巨大な陰謀が隠されていた…。