＜あらすじ＞
映画「三年身籠る」は、女優として数々の日本映画に出演しキュートな魅力を放ってきた唯野未歩子が初監督に挑戦して産み落した、ミラクルでユニークなファンタジー。妊娠、出産、子孫を残し生を繋いでいくという原始から変わらない人間の永遠の営みをモチーフに、その営みを担う女性ならではの柔らかな生理感覚で描いた、幸せな午睡の夢のような物語。あるいは、この時代を生きる私たちはいかにして親となり、大人になればよいのか、そして愛とは、人間とは、家族とはなんなのか、その答えを探るコミュニケーションとハピネスに関するタダノ式コメディといえるかも知れない。