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『BORN TO RUN』30周年記念盤に紙ジャケ再発と、怒涛の連続リリースが続くブルース・スプリングスティーンですが、前作『Devils & Dust』に続く僅か1年ぶり・通算21作目のオリジナル・アルバムが早くもリリース！
今回のアルバムは、13曲の伝統的な歌をブルースが“自らの解釈”で歌っている作品で、ボブ・ディランやウディ・ガスリーと並び評される伝説フォーク・シンガー、ピート・シーガーの名作『We Shall Overcome』を単なるカバーアルバムではなくブルース独自の観点から制作。フォーク・ギター1本ではなく多彩な楽器が使われ、ミュージシャンも多数参加。ピート・シーガーの作品は反戦ソング、市民権運動の自由を讃える歌を多く発表してきましたが、この精神はブルースの作る歌と共通しており今回のアルバムは単なるメッセージ以上に人々の心に残る作品となることでしょう！