＜商品の情報＞
＜映像特典＞
【DISC-3】
●ニコラとマッテオの語らい（ルイジ・ロ・カーショ×アレッシオ・ボーニ対談）
●ジョルダーナ監督来日時インタビュー
●マヤ・サンサ（ミレッラ役）来日時インタビュー
●予告篇集（計約48分）



＜あらすじ＞
■ストーリー
古い歴史の街、ローマ。この地に、ある一家が暮らしている。イタリアのごく普通の中流家庭である、カラーティ家だ。ささいな喧嘩は絶えないが、愛し合う両親と、それを見守る4人の子供たち。ニコラとマッテオ。ひとつ違いの兄弟であるふたりは、仲がよく、感性や恋愛観、あらゆる面で共通するものを持っている。しかし、人生の受け止め方…その1点において、ふたりは大きく異なっていた。辛抱強く自らの欲するものにまっすぐ手を伸ばすことのできるニコラに対し、繊細すぎる感受性を抱えているマッテオは、どうしても人生や世の中を合理的に考えることができない。この違いが、兄弟の人生を大きく分けていく。きっかけは、ジョルジアというひとりの少女だった。精神病院で不当な扱いを受けていた彼女と兄弟との間には、恋にも似た感情が芽生える。ふたりは、彼女を病院から救い出そうとするのだが、その計画に失敗。ニコラは「彼女のような人を救いたい」と精神科医になって医療を見直す決意を新たにするが、マッテオは、この出来事をきっかけに自分を制御できなくなってしまう。自らの心に宿る混沌とした世界をもてあますように彼は、芸術的な感性とは正反対の、規律で制された単純社会…軍隊への入隊を決めるのだった。