＜あらすじ＞
■ストーリー
18世紀末、李朝末期の朝鮮。政府高官ユ長官は16歳の側室を迎え入れた。子宝に恵まれない妻のチョ夫人にとっては大きな痛手であった。彼女は従兄弟のウォンに、夫への復讐のため「花嫁のソオクを婚礼の前に妊娠させよ」と提案する。ところが、女性との戯れに長けているウォンは、若い娘より、もっと興味深い相手を落とすと言う。それは、結婚前に急死した夫に9年間も貞節を守り続けている未亡人、ヒヨンだった。もしヒヨンを落とせたら、褒美にチョ夫人がウォンに身を捧げ、負けた場合ウォンは僧侶になる。証拠はヒヨンが27年間守ってきた処女の血。そんな約束をして2人のゲームが始まった。さっそくあの手この手でヒヨンに近付くウォン。しかし、世間の目を気にする彼女はウォンをかたくなに拒む。それでも、顔色ひとつ変えず、熱心に求愛の芝居を続けるウォン。やがてヒヨンの心は彼に奪われていくのだった……。