＜あらすじ＞
それは一枚の写真から始まった。1962年10月16日、ケネディ大統領の寝室にある知らせが届く。「ソ連がキューバに核兵器を持ちこんだ」アメリカから140kmしか離れていないキューバに設置された、広島型原爆60個分の核兵器の発見にホワイトハウスは震撼した。大統領は直ちに緊急危機管理チームExCOM(エクスコム)を召集。会議では侵略を前提とした空爆が推薦された。「空爆・侵攻か、海上封鎖に留めるべきか。」第三次世界大戦勃発を回避するため、ケネディ大統領は弟のロバートと親友であり大統領補佐官のケネス・オドネルだけに本音を打ち明けた。ジョン・F・ケネディ45歳、ロバート・ケネディ36歳、そしてケネス・オドネル38歳-。決断の時は刻々と迫る。悪夢のような13日間に、一体何が起きていたのか?