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安部公房による抽象的な文学作品『砂の女』を安部自身の脚色で、『おとし穴』も映画化していた勅使河原宏監督が映画化。
砂穴に埋まっていく家に住む女を訪ね、逃れられなくなってしまった男。逃すまいとする女と、脱出を試みる男。
主演は岡田英次と岸田今日子。
武満徹による音楽も鮮烈で、武満映画音楽の代表作との声も多い。

1964年度キネマ旬報ベストワン、作品賞、監督賞
ブルーリボン作品賞、監督賞
毎日映画コンクール作品賞、監督賞
優秀映画鑑賞会ベスト1位
第17回カンヌ国際映画祭審査員特別賞
サンフランシスコ映画祭外国映画部門銀賞
第37回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート
第38回アカデミー賞監督賞ノミネート

1964年2月15日劇場公開